IPCサマーレクチャーのご案内

IPCサマーレクチャーのご案内

インスタイル・フォトグラフィー・センターは、日本における写真文化の啓蒙と発展のために、以下の夏期レクチャーを開催します。講師は各分野で長年活躍している個性的な専門家です。

専門的な解説ともに、オリジナル・プリント、レア・ブックなどの貴重な作品群の現物もご覧いただけます。これからアート写真や写真集のコレクションを始めたい人、専門的な見方を学びたい人には最適の教養講座です。ぜひ多くの方のご参加をお待ちしております。

アート・コレクションとしてのファッション写真

開催日:7月10日(日)
内容:
ファッション写真がアート作品として認められた背景。
歴史とその未来の展望。

アート・コレクションとしての可能性。
以上を豊富な資料とオリジナル・プリントを通して解説していきます。

講師:福川 芳郎 ブリッツ・ギャラリー

フォトブック(Photobooks)コレクションへの誘い

開催日:7月17日(日)
内容:
フォトブックの魅力とは。
どのように読むか、解釈するか、評価するか。その実践。
コレクションの方法、考え方
レア・ブック鑑賞

講師:福川 芳郎 ブリッツ・ギャラリー

「Photography(写真)」を歴史的に観る

開催日:7月24日(日)
内容:
ダゲレオタイプから銀塩プリント、デジタルプリントまで、19世紀から現代までの
様々な種類のプリント技法を作例で検証。

ヴィンテージ・オリジナルプリント、オークション相場の実際とその展望。

講師:山崎 信 フォトクラシック(元P.G.I.ディレクター)

会場、費用など

会場:東京広尾インスタイル・フォトグラフィー・センター(I.P.C.)
参加費:各3,000円(税込)

各回の開始時間は午後2時です。約2時間程度を予定しています。

お申し込みは、アート・フォト・サイト、I.P.C.のウェブサイトからお願いします。http://www.instylephotocenter.com/

募集人員は各回約25名程度(申し込みが少ない場合は延期することがあります)

 

● IPCサマーレクチャー[後記]

先月24日、IPCサマーレクチャーを無事終了いたしました。おかげさまで10名の受講者の参加をいただきました。ありがとうございました。約2時間半、短い時間でしたが、ダゲレオタイプ、ティンタイプからインクジェット、印刷まで様々な時代、様々な技法、あらゆる作品を実際に触って、見てもらいました。

芸術的価値のある/なしにかかわらず、自分の価値観で「写真」を持ってみた時にどう感じるか。これは実際に手に取ってみないとわからないものですが、例えば、19世紀後半、写真館で撮影された手のひらサイズの小さな肖像写真でも、手に取ってみるとその密度に驚かされたりします。産業写真かアート写真か、また大きいか小さいか、そのようなことは関係ないのです。私は、写真は質量だと思っています。大きさに関係なく、小さくても「いい世界」というものが写真には必ずあると信じています。

2時間半でかなりたくさんの写真を見て、良くも悪くも頭の中が混乱するようなレクチャーだったと思いますが、写真の神秘的な一面や新しい魅力を感じてもらえたのではないでしょうか。興味のある方は、ぜひ次回ご参加ください。

詳細:IPCサマーレクチャー2011(PDF)