大橋英児 Eiji Ohashi_Photographs

自販機シリーズ

”Roadside Lights”  路傍のともしび

作者コメント

雪夜に輝く自販機を見ているとなぜかほっとする時がある。機械なのに人間くささを感じ、寒空にがんばっている姿に自分を投影する。日本中何処にでもある自販機は便利になった日本人の生活の、コンビニとともに象徴的な存在だと思う。

戦後、物質的な豊かさを求め欧米の文化をいち早く取り入れて経済的に豊かになった日本。しかし今回の東日本大震災でも解ったが、社会の規範など欧米にはない独特の文化も併せ持っていることに改めて気がついた。そのような意味で欧米ではあり得ない路上においてある自販機などは、安全な国である象徴だと思う。

しかし今この国で問われているのは持続可能な豊かな生活だろう。子孫に重い付けを残す原発をこのままにしては行けないと多くの人が感じ始めた。原発が減り足りなくなった電力を補うのには、日本中至る所で輝いている自販機は無駄であると言われてきている。

自由競争の原理では何の問題もなく増えてきた自販機が、もし無駄の象徴として少なくなって行くとしたら時代の鏡として大変興味があり追い続けたいと思う。

冬景シリーズ

◇プリントサイズ  Print size:11×14 in (279 x 356 mm)

ゼラチンシルバー・プリント Gelatin silver print

15部限定 直筆サイン入り Edition of 15 Signed, Signed in pencil, on verso.

¥52,500 <14×17インチ、マット付き、額代別、税込み>

 ◇プリントサイズ  Print size:14x18inch (356 x 457mm)

アーカイバル・インクジェット・プリント Archival inkjet print

30部限定 直筆サイン入り Edition of 30 Signed, Signed in pencil, on verso.

¥52,500 <16×20インチ、マット付き、額代別、税込み>

※上記の価格は2011年8月以降の価格です。マット付きで、額代は含みません。消費税込みの価格です。作品により、プリントの種類が限られます。

大橋英児 Eiji Ohashi

1955年、北海道に生まれる。独学で写真を始め、1984年から2006年までネパール・チベット・シルクロードを撮影。人間にとっての幸福とは何かをテーマに、中国西域、パキスタン北部の少数民族を撮影する。2007年より国内の自動販売機を撮影するシリーズを開始。2010年より本格的に作家活動を行う。

受賞

1990年より、JPS展入選・入賞11回。
二科展入選・入賞5回。

個展

2006年「SilkRoad-やすらぎの残像」富士フィルムフォトサロン(札幌)
2007年「Silk Road-やすらぎの残像」富士フィルムフォトサロン(東京)
2010年「Nepal-ラクシュミの国から」新さっぽろギャラリー
2011年 「RoadsideLights – 路傍のともしび」インスタイル・フォトグラフィー・センター(IPC)(広尾)

出版物

『Nepal-ラクシュミの国から』叢文社(2000年)
『Nelvana-涅槃の地チベット』叢文社(2003年)
『SilkRoad-やすらぎの残像』アートダイジェスト社(2006年)

パーマリンクをブックマーク